はじめに
「パソコンの外付けハードディスクに保管している音源も、スマホで音楽サブスクを聴くように手軽に再生したいな〜」
これが IODATA Soundgenic と Sonos Roam を導入したきっかけでした。
ネットで調べてもあまり情報が出てこず、「この2つを揃えれば本当に自分のやりたいことができるのか?」という不安が残ったままでの購入となりましたが、結果は大成功!
Soundgenic と Sonos Roam があれば、CDからリッピングした音源やダウンロードで入手した音源を、音楽サブスクを聴くように手軽に再生することができます!
もうパソコンを起動したり、ポータブルプレイヤーにデータを転送したりする必要はありませんよ!
ご質問等ありましたら、Twitterにメッセージください。https://twitter.com/nostalgichiphop
IODATA Soundgenic とは

メディアサーバー機能とUSB-DAC接続プレーヤー機能を備えたネットワークオーディオサーバー「Soundgenic」。信頼という名のオーディオブランド「fidata」で培ったソフトウェア技術を惜しみなく投入。CDもハイレゾも取り込みから再生まで快適な音楽環境を実現!
引用:サウンドジェニック -Soundgenic- ネットワークオーディオサーバー | IODATA アイ・オー・データ機器
USBメモリやSDカードのようにパソコンに直接繋ぐのではなく、LANケーブルと繋ぐデータの保管庫。いわゆる NAS と呼ばれるもの。
そのNASに音楽好きのための機能を搭載した、オーディオ用NASが Soundgenic です。
Soundgenicには、HDDモデル(容量 2TB・容量 3TB)と SSDモデル(容量 1TB・容量 2TB)の全4種類があります。
どうせ買うなら、改良が加えられたハイグレードモデルという扱いの HDD 3TB か SSD 2TB にしておきましょう。
ただし SSD 2TB は価格が15万円以上もするので、 HDDモデル 3TB の一択ではないでしょうか。
ちなみに私が購入したHDD 3TBですが、実際に音楽を保存できる容量はTBでした。
予算に余裕がある方は SSDモデル 2TB をどうぞ。
Sonos Roam とは

軽量で屋外使用を想定したポータブルスマートスピーカーで、自宅や外出先でも、コンパクトなサイズからは想像もできない迫力のサウンドを体験しましょう。
引用:Sonos Roam:防水設計のポータブルスマートスピーカー | Sonos
長寿命の充電式バッテリーを搭載し、音楽、ラジオ、オーディオブックなどをお気に入りのサービスから1日中ストリーミング可能。自宅ではWiFiに接続し、Sonosアプリや音声、Apple AirPlay 2を使ってサウンドを手軽に操作できます。外出先や屋外ではBluetoothを使用します。家中にSonosスピーカーを設置すると、マルチルームリスニングを楽しめます。WiFiで接続すれば、すべてが連携して機能します。
アメリカのSonosという会社が作ったポータブルスピーカー。似たような製品を持っている人に注目してほしいポイントは Sonos Roam がWi-Fiに繋がるという点。
先ほどのSoundgenicと同じ自宅のネットワークに接続することで、Soundgenicに入れた音源をこのスピーカーで聴くことができます。
Bluetooth接続で音を飛ばすわけではないので、音質を劣化させることなく音源を再生できます。スマホ内に音源を保存する必要もないので、スマホの容量不足に悩まされることもありません。(Soundgenicの機能により外出時の持ち出しは可能です)
本体は小さいですが高音質。ヒップホップの低音もきちんと鳴らせます。安物スピーカーにありがちな低音を無闇に強調したサウンドではなく、バランスの取れた心地の良い音で気持ちよく聴かせてくれます。
防水設計でお風呂でも聴けるのが嬉しいところ。防水かつWi-Fi対応のポータブルスピーカーは、これの他には値段もサイズも倍ぐらいする Bose Portable Smart Speaker しかありません。私はサイズ感を重視したかったので Sonos Roam を選びました。(値段も重量もちょうど半分ぐらいの印象です)
予算がある方は Bose Portable Smart Speaker を。低音がズシンと響くBoseサウンドはヒップホップとの相性抜群です。
便利になったこと1:CDのリッピングが手軽になった
これまではiTunesを使ってCDのリッピングを行なっていたので、始めにパソコンを起動する必要がありました。データを取り込んだ後はジャケット画像を貼り付ける作業もありました。リッピングが終わったらパソコンをシャットダウンしていました。
現在は常にスタンバイしているSoundgenicに繋がる外付けディスクドライブにCDを入れ、スマホでリッピング開始ボタンを押すだけ。ジャケット画像はSoundgenicが勝手に付けてくれます。(もちろん自分で編集することも可能)
パソコンの前を離れて別の部屋にいても、スマホから進捗状況が確認できます。パソコンのように最後にシャットダウンしなくてよくなったので、出かける前や寝る前ギリギリまでリッピング作業をすることが可能になりました。
作業工程はそれほど減っていないかもしれませんが、少し手間が減った分だけリッピングをする気が起こるものです。リッピングしたデータが簡単に聴けるようになることも、リッピングに対するやる気に繋がります。事実、わが家の溜まりにたまったCDコレクションはどんどんデータ化されていってます。